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図書館での過ごし方

 最近足しげく図書館に通っているのには実は理由があった。それは、小説すばるで連載されていた北大路公子先生の連載「いやよいやよも旅のうち」を読みたいから(連載自体はもう終わっている模様?違っていたらすみません。まだ続いてたらいいのに)。 本当は先生の予約している本を待っているのだが、なかなか来ないので、この連載を読んでいる。この楽しみがすぐ終わったら嫌だからちょっとずつちょっとずつ読んでいるのだ。

 

 

小説はすっ飛ばして(失礼)、北大路先生の連載まっしぐら。いつもいい感じに笑わせてくれる話ばかりだが、外にいるときは何とか自制して笑うのをこらえてきた。ところが、富士急ハイランドへ行った話が猛烈におもしろくて、図書館にいるにもかかわらず、肩をふるわせ、涙を流し、顔を首に防寒対策用に巻いていたストールとハンカチで隠す努力もむなしいほど、大爆笑してしまった。家に持ち帰って読みたいのだが、残念ながらこれは貸出禁止(これは貸出OKにしたほうがいい)。

 

ツボにはまりすぎて、しばらく読むのを中断したほど。読み始めるも、またしても笑いが止まらなくなる。同じテーブルに座って読書している女性は、何も気にしないふりをしてくれている。でもどう考えたって、不審に思うに決まっている。私だったらすぐに席をかわるね。

 

でもどうにか笑いを抑えなくてはならない。というわけで、周囲を見渡して、気を静めることにした。そのたびに、ある男の人を見ていたのだが、ずっと寝ているのである。しかも見るたびに姿勢がものすごいことになっている。ある時は、首を思い切りのけぞらせ、天井に向かって大口を開けている。ある時は、右に倒れてうまくバランスをとっている。その次は左に倒れてうまくバランスをとっている・・・。

 

なんとか爆笑エッセイを読み終え(同じテーブルに座っていた方、私が変人でさぞかし怖かったことであろう)、どっと疲れている私。なんなら寒気までしてきた(たぶん汗かいてた)。こんな体験は初めてである。

 

生活に疲れている人、いや疲れてない元気な人も、いますぐ最寄りの本屋・図書館に駆け込むのだ。そして北大路公子先生の本を読むのだ。きっと明るい気分にさせてもらえる。私が保証する。でも電車などの公共の場では絶対に読んではならない。