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質素系主婦、豆苗を育てる

豆苗を育てている。一度伐採した豆苗を今までは捨てていた。でも育つのに捨てるというのは、豆苗に申し訳ないのではないか、という気がしたのだ。それに私は質素系及び身の丈系主婦であるので、そんな主婦は豆苗を育てている、という気もしたのだ。

 

驚かれないとは思うが、今のところ私は自分の世話で精いっぱいなので、犬猫や植物を育てられないと思って生きてきた。豆苗を殺さずに無事育てられることができるかどうか、とても不安であった。

 

以前、夫が観葉植物を置きたいと騒いで、置いていたことがある。夫はかいがいしく水を喜んであげていたが、私としては葉っぱにこびりついているホコリが気になってしょうがなかった。だから置きたくないんだよなーと思っていた。

 

そんなパキラは夫の愛情を一心に受けすくすく育っていたのだが、ある時一週間旅行に行って帰ってきたら、パキラからキノコが生えていた。私たちが外出している間にどこの誰と何をしたらそんなことになったんだ、そんな子に育てた覚えはない、と鳥肌がたった。

 

想像するに、締め切った家の湿度がキノコを発生させるのにちょうどいい気温・湿度だっただけの話だと思うのだが、家の中でキノコが成長するというのは、鳥肌が立つほどゾッとする体験である。ぜひ想像してみてほしい、まじで気持ち悪いから。

 

パキラには申し訳ないが、すぐに家の外に出すことにした。ゴミにするのはかわいそうだと夫が言うので、公園の近所の住民から集められたらしきいろいろな鉢植えが置いてあるところに紛れ込ますように置いておくことにした。ここでお前もたくましく育つんだよ、と願いをこめて。

 

数日間は仲間とともに嬉しそうにしていたパキラ。だが、一週間ほどたつと姿がなくなっていた。たぶん貰い手が現れたのだろう。もしくは観葉植物なんて基本外に置いておくものじゃないから枯れたか。九分九厘後者。

 

豆苗に無理やり話を戻すが、1日1回の水の交換なら簡単やん、幼稚園児でもできるわと思ったが水の交換すら途中でめんどくさいと思った。私はまだ何かを育てるレベルには達していないことが改めて証明された。なんとか育ってくれたが、今はそんなに食べたい気分でもないし、でも置いとくわけにもいかないしで困っている。

 

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育てる人間がしっかりしていなくても案外すくすくまっすぐに育ってくもんなのか。